○海津市消防職員の服制及び被服貸与規則
平成17年3月28日
規則第141号
(趣旨)
第1条 この規則は、消防吏員及びその他の職員(以下「職員」という。)の服制及び被服の貸与に関し、必要な事項を定めるものとする。
(服制)
第2条 消防吏員の服制は、消防吏員服制準則(消防庁告示)に定めるもの及び別表第1のとおりとする。
2 その他の職員の服制は、別に定める。
(被服の貸与等)
第3条 市長は、職員に対しその事務を処理するために、必要な被服を貸与するものとする。
2 貸与する被服の品目、数量、貸与期間及び使用期間は、別表第2のとおりとする。
3 被服は、消防長が市長から一括受領し、これを職員に貸与するものとする。
(貸与期間の計算)
第4条 被服の貸与期間の計算は、被服を貸与した翌日から起算するものとする。ただし、既に他の職員が貸与を受けて使用した被服を貸与する場合は、既に他の職員が貸与を受けて使用した期間を除くものとする。
(被服の着用)
第5条 被服の貸与を受けた職員(以下「貸与職員」という。)は、勤務時間中これを着用しなければならない。
(被服の保管等)
第6条 貸与職員は、貸与期間中貸与された被服(以下「貸与被服」という。)を自己の責任において保管し、その保全に留意しなければならない。
(弁償責任等)
第7条 貸与職員は、貸与被服を紛失し、又は破損したときは、速やかにその理由を消防長を経由して市長に届け出なければならない。
2 貸与職員は、貸与被服を紛失し、又は破損したときは、その程度に応じ弁償しなければならない。ただし、市長においてやむを得ない理由があると認めたときは、弁償金額を減額し、又は免除することがある。
(被服の管理)
第8条 消防長は、貸与した被服の状況を明確にするため、被服貸与台帳(別記様式)により、当該状況を整理するものとする。
(被服の返還)
第9条 貸与職員は、貸与期間の満了したとき、又はその期間満了前において職員でなくなったとき(休職の場合を含む。)は、遅滞なく貸与された被服を返還しなければならない。ただし、特に市長が認めた場合は、この限りでない。
附則
この規則は、平成17年3月28日から施行する。
別表第1(第2条関係)
冬帽 | 色 | 濃紺 | |||||
製式 | 男性 | 円形とし、前ひさし及びあごひもは、黒色とする。 あごひもの両端は帽の両側において金色金属製消防章各1個でとめる。 形状は、図のとおりとする。 | |||||
女性 | 円形つば型とし、帽のまわりに濃紺又はその類似色のリボンを巻くものとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||
き章 | 銀色金属製消防章をモール製金色桜で抱擁する。 台地は濃紺とする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||||
周章 | 男性については、帽の腰まわりには、黒色のななこ織を巻き、消防司令以上の場合には、じゃ腹組金線及びじゃ腹組黒色線を、消防司令補の場合には、じゃ腹組黒色線を巻くものとする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||||
夏帽 | 色 | 紺 | |||||
製式 | 男性 | 円形とし、前ひさし及びあごひもは、紺又はその類似色とする。 あごひもの両端は、帽の両側において金色金属製消防章各1個でとめる。 天井の両側にはと目をつけ、通風口とする。 腰は藤づるあみとし、すべり革には、所要の通風口をつける。 天井の内側には、汚損よけをつける。 形状は、冬帽と同様とする。 | |||||
女性 | 冬帽と同様とする。 | ||||||
き章 | 冬帽と同様とする。 ただし、台地は紺とする。 | ||||||
周章 | 男性については、帽のまわりに、紺又はその類似色のなな子織を巻くものとする。 | ||||||
略帽 | 色 | 濃紺 | |||||
製式 | 前ひさし及びあごひもは、濃紺とする。 あごひもの両端は、帽の両側において金色金属製消防章各1個でとめる。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||||
き章 | 銀色金属製消防章とする。 台地は濃紺とする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||||
防火帽 | 保安帽 | 色又は地質 | 白又は銀の強化合成樹脂又は堅ろうな材質 | ||||
製式 | かぶと型とし、内部に頭部の振動を防ぐ装置をつける。前後部にひさしをつけ、あごひもは、合成繊維とする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||
き章 | 銀色金属製消防章とする。台地は地質と同じものとする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||||
周章 | 帽の腰まわりに1条ないし3条の白又は赤の反射線をつける。 寸法は、図のとおりとする。 | ||||||
しころ | 色又は地質 | オレンジ色等の耐熱性防水布 | |||||
製式 | 取り付け金具により保安帽に付着させるものとし、前面は、両眼で視認できる部分を除き閉じることができるものとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||
周章 | しころのまわりに1条なしい3条の白又は黒の反射線をつける。 寸法は、図のとおりとする。 | ||||||
冬救急帽 | 色又は地質 | 暗い灰色で、ポリエステルと羊毛との混紡糸を使用したサクソニー | |||||
製式 | 前ひさしは地質と同じものとし、その表を白の反射テープで覆う。 あごひもは、灰色のビニール製とし、その両端は、帽の両側において銀色金属製消防章各1個でとめる。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||||
き章 | 略帽と同様とする。 | ||||||
周章 | 帽のまわりに1条ないし3条の白のレーヨン製あや竹リボンを巻くものとする。 寸法は、図のとおりとする。 | ||||||
盛夏救急帽 | 色又は地質 | 暗い灰色で、ポリエステルと羊毛との混紡糸を使用した霜降りトロピカル | |||||
製式 | 冬救急帽と同様とする。 | ||||||
き章 | 略帽と同様とする。 | ||||||
周章 | 冬救急帽と同様とする。 | ||||||
救急帽 | 色又は地質 | オレンジ色で難燃性のものとする。 | |||||
製式 | 前ひさし及びあごひもは、地質と同じものとする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||||
き章 | 略帽と同様とする。 | ||||||
冬服 | 上衣 | 色 | 冬帽と同様とする。 | ||||
製式 | 前面 | 男性 | 折りえり 胸部は二重とし、消防章をつけた金色金属製ボタンを2行につける。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
女性 | 打合わせを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | ||||||
階級章 | 黒の台地とし、上下両縁に金色ししゅう状を施し、中央に平織金線及び銀色消防章をつける。 階級章は、右胸部につける。ただし、消防長の職にある者は、これをつけないことができる。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||||
消防長章 | (従来どおり) | ||||||
そで章 | 黒色しま織線1条に消防司令補以上はじゃ腹組金線1条を消防士長はじゃ腹組銀線1条を表半面にまとい、その下部に消防司令以上の場合には、金色金属製消防章をつける。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||||
えり章 | 左えりに、市町村を表徴するバッジ1個をつける。 | ||||||
下衣 | 色 | 上衣と同様とする。 | |||||
製式 | 男性 | 長ズボンとする。 形状は、図のとおりとする。 | |||||
女性 | 長ズボン、スカート又はキュロットスカートとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||
夏服 | 上衣 | 色 | 淡青 | ||||
製式 | 前面 | 男性 | シャツカラーの長そで又は半そでとする。 淡青又はその類似色のボタンを1行につける。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
女性 | 打合わせを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | ||||||
肩章 | 外側の端を肩の縫目に縫いこみ、えり側を淡青又はその類似色のボタン1個でとめる。 | ||||||
下衣 | 色 | 夏帽と同様とする。 | |||||
製式 | 冬服下衣と同様とする。 | ||||||
活動服 | 上衣 | 色 | 略帽と同様とし、えり、肩及び背面上部(図中網掛け部分)にオレンジ色を配する。 | ||||
製式 | 長そでとし、背面上部に消防本部名を表示する。 用途に応じ、通気性、難燃性、強度、帯電・静電防止等の機能性に配慮する。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||
ズボン | 色 | 略帽と同様とする。 | |||||
製式 | 長ズボンとする。 用途に応じ、通気性、難燃性、強度、帯電・静電防止等の機能性に配慮する。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||
防火衣 | 色又は地質 | 防火帽しころと同様とする。 | |||||
製式 | 上衣 | 折衿り、前中心オープンファスナー、マジックテープ止めアウトフラップ付、身頃は3枚はぎ、裾はテールドボトム、2枚袖とし袖下に楕円形のマチ入、左右にフラップ付アウトポケット、両脇にシャーリング入、左右にマイクストラップ付、右胸無線機入れポケット付、ベルトループ付、ライナー着脱式 | |||||
下衣 | 後ウエストゴム入り、サスペンダー付、両脇アウトポケット付、膝の両脇にダーツ付、ベルトループ付、調整ベルト付、裾脇線ファスナー付、ライナー着脱式 | ||||||
冬救急服 | 上衣 | 色又は地質 | 明るい青みの灰色で、表面はポリエステルを、裏面はポリエステルと綿との混紡糸を使用したピッケ | ||||
製式 | 前面 | 台えり付きシャツカラーの長袖とし、ウエストラインにタックをいれる。 比翼仕立てとし、胸部左右に各1個、左肩下に1個のポケットをつけ、胸部左右のポケットにはふたをつける。 えりに、ポリエステルと綿との混紡糸を使用した白のブロードの替えりをつける。 胸部左のポケット上部に地質と同じ台地に消防本部名を濃い灰色糸でししゅうしたししゅうネームを縫いつける。 形状は、図のとおりとする。 | |||||
肩章 | 外側の端を肩の縫い目に縫い込み、ソロの反射テープの肩章カバーを差し込むとともに、えり側を地質と類似色のボタン1個でとめる。 | ||||||
階級章 | 冬服上衣と同様とし、胸部右のポケット上部につける。 | ||||||
ズボン | 色又は地質 | 冬救急帽と同様とする。 | |||||
製式 | 長めのタックを入れた長ズボンとし、両もも及び左右後方に各1個のポケットをつける。左右後方のポケットはボックスプリーツ上切替え仕立てとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||||
盛夏救急服 | 上衣 | 色又は地質 | 明るい黄みの灰色で、ポリエステルを使用したピンホールトロピカル | ||||
製式 | 長そで又は半そでとし、その他は、冬救急服上衣と同様とする。ただし、半そでの場合は、左肩下のポケットをつけないものとする。 形状は、図のとおりとし、図中二重斜線部分はスリット空き、背裏メッシュ仕立てとする。 | ||||||
ズボン | 色又は地質 | 盛夏救急帽と同様とする。 | |||||
製式 | 冬救急服ズボンと同様とする。 | ||||||
救助服 | 上衣 | 色又は地質 | 救助帽と同様とする。 | ||||
製式 | 開きんの長そでとし、胸部左右に各1個のポケットをつける。 形状は、図のとおりとし、図中二重斜線の部分は当て地とする。 | ||||||
ズボン | 色又は地質 | 上衣と同様とする。 | |||||
製式 | 長ズボンとし、両ももの側面に各1個のポケットをつける。 形状は、図のとおりとし、図中二重斜線の部分は当て地とする。 | ||||||
外とう | 色 | 冬服上衣と同様とする。 | |||||
製式 | 男性 | 折りえり 胸部は二重として、消防章をつけた金色ボタンを2行につけ、胴にはバンドをつける。 後面はすそを裂くものとする。 えり部に頭きんどめの黒色ボタンをつけ、頭きんに鼻おおい1個及び黒色ボタンをつける。 そで章は、冬服上衣そで章と同様とする。 形状は、図のとおりとする。 | |||||
女性 | 打合わせを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | ||||||
雨衣 | 色 | 濃紺 | |||||
製式 | 男性 | 折りえり 胸部は二重として、濃紺又はその類似色のボタンを2行につけ、胴にはバンドをつける。 後面はすそを裂くものとする。 頭きん及び頭きんどめは、外とうと同様とする。 そでにそでバンドをつけ、一端を内側の縫目に縫い込み、他の一端は、濃紺又はその類似色のボタンでとめる。 形状は、図のとおりとする。 | |||||
女性 | 打合わせを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | ||||||
手袋 |
| 白 | |||||
バンド |
| 前金具の中央には消防章をつける。ただし、救急用は白の合成皮革とし、前金具の色は、銀色とする。 形状及び寸法は、図のとおりとし、救急用は図中斜線部分に白の反射テープをつける。 | |||||
靴 |
| 黒の短靴又は半長靴とする。ただし、防火用は銀色又は黒のゴム製長靴(踏抜き防止板を挿入する。)、救急用は黒革の短靴又は必要に応じ、黒のゴム製長靴、救助用は黒の編上式半長靴とする。 | |||||
消防手帳 |
| 表紙は、黒色の革製又はこれに類似するものとする。 中央上部に消防章を、その下に消防本部名を、それぞれ金色で表示し、背部に鉛筆差しを設け、その下端に長さ45センチメートルの黒色ひもをつけ、表紙内側には、名刺入れをつける。用紙は、恒久用紙と記載用紙とに分け、いずれも差し替え式とし、その枚数は、恒久用紙10枚、記載用紙80枚とする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 |
備考
1 略帽及び救急帽については、アポロキャップをもって、これに代えることができる。
2 冬帽若しくは冬服又は夏帽若しくは夏服についてその一部にオレンジ色を配し、又は冬服若しくは夏服と併せて用いるエンブレム、ネクタイ等についてオレンジ色を基調としたものとすること等により、冬服、夏服等の一部にオレンジ色を配するものとする。
3 冬服及び夏服に併せて、必要に応じ、ベストを着用することができる。
4 夏服のえりについては、開きん(小開き式)をもって、シャツカラーに代えることができる。
5 活動服については、ファスナーをもって、ボタンに代えることができる。
6 外とうについては、ブルゾンをもって、これに代えることができる。
7 消防手帳については、消防章、消防本部名及び図消防手帳の部中恒久用紙に表示された事項を表示したカードをもって、これに代えることができる。
8 形状に関する図で示しているポケット、ボタンの数及び位置については、図と異なるものとすることができる。
9 雨衣については、消防本部指定のものをもって、これに代えることができる。
別表第2(第3条関係)
品名 | 数量 | 貸与期間 | 使用期間 | 備考 | ||
冬服 | 1着 | 2年 | 11月15日から翌年4月14日まで | 濃紺 | ||
夏服(長袖) | 1着 | 2年 | 4月15日から5月31日まで 10月1日から11月14日まで | 淡青 | ||
夏服(半袖) | 1着 | 2年 | 6月1日から9月30日まで | 淡青 | ||
帽子 | 制帽 | 冬帽 | 1個 | 2年 | 冬服に準ずる。 | 濃紺 |
夏帽 | 1個 | 2年 | 夏服に準ずる。 | 紺色 | ||
略帽 | 冬帽 | 1個 | 1年 | 冬服に準ずる。 | 濃紺 | |
夏帽 | 1個 | 1年 | 夏服に準ずる。 | 紺色 | ||
外とう | 1着 | 3年 | 11月1日から翌年の3月31日まで | 濃紺 | ||
防火衣 | 1着 | 2年 | 年間 | オレンジ色 | ||
保安帽 | 1個 | 2年 | 年間 | 白色 | ||
しころ | 1個 | 2年 | 年間 | オレンジ色 | ||
雨衣 | 1着 | 3年 | 常時必要なとき | 黄又はオレンジ | ||
活動服 | 1着 | 1年 | 常時必要なとき | 濃紺(一部オレンジ) | ||
皮半長靴 | 1足 | 2年 | 年間 | 黒色 | ||
ゴム半長靴 | 1足 | 2年 | 年間 | 濃紺 | ||
バンド | 1本 | 1年 | 夏服に準ずる。 | 紺色 | ||
ネクタイ | 1本 | 1年 | 冬服に準ずる。 | 濃紺 | ||
手袋 | 1組 | 2年 | 常時必要なとき | 白色 | ||
警笛 | 1個 | 2年 | 年間 | 銀色 | ||
ロープ | 1本 | 1年 | 年間 |
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階級章 | 2個 | 1年 | 年間 |
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消防手帳 | 1個 | 在職中 | 年間 |
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えり章 | 1個 | 在職中 | 年間 |
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備考 女性職員用カバンを必要に応じて貸与することができる。