○海津市下水道事業受益者負担金に関する条例施行規程

令和2年4月1日

下水道事業告示第4号

(趣旨)

第1条 この規程は、海津市下水道事業受益者負担金に関する条例(平成17年海津市条例第135号。以下「条例」という。)の施行に関し必要な事項を定めるものとする。

(単位の算定)

第2条 条例第4条別表に定める排水人口については、日本産業規格「建築物の用途別によるし尿浄化槽の処理対象人員算定基準(JISA3302)」によるものとする。ただし、建築物等の使用状況等により明らかに実情を添わない場合は、増減することができる。

(受益者の申告)

第3条 条例第5条の規定により公告された区域内の受益者は住所、氏名、その他前条に規定する算定に必要な事項等を、下水道事業受益者申告書(様式第1号)により速やかに申告しなければならない。この場合において、受益者が条例第2条第2項に規定する受益者であるときは、所有者と連署しなければならない。

(不申告等の取扱い)

第4条 水道事業及び下水道事業の管理者の権限を行う市長(以下「管理者」という。)は、前条の規定による申告のない場合又は申告の内容が事実と異なると認めたときは、申告によらないで、受益者を認定することができる。

(負担金の決定通知)

第5条 条例第6条第2項の規定による負担金の額及び納期限等の通知は、下水道事業受益者負担金決定通知書(様式第2号)によるものとする。

(負担金の納期)

第6条 条例第6条第3項に規定する負担金の徴収は、別表第1のとおりとする。

2 管理者は、特別の事情がある場合において、前項の納期により難いと認められるときは、同項の規定にかかわらず、別に納期を定めることができる。

3 第1項に規定する各納期に納付する負担金の額は、別表第1で除して得た額とする。この場合において、各納付額に100円未満の端数があるときは、その端数金額を最初に到来する納期の納付額に合算するものとする。

4 前3項の規定による納期及び期別納付額の通知は、下水道事業受益者負担金納付通知書(様式第3号)によるものとする。

(負担金の納期前の納付)

第7条 受益者は、下水道事業受益者負担金決定通知書に記載された納付額について、到来した納期に係る納付額に相当する負担金を納付しようとする場合において、当該納期の後の納期に係る納付額に相当する金額の負担金をあわせて納付することができる。

2 条例第6条第3項ただし書の規定による負担金の一括納付は、この規程において期別納付額の納期前納付とみなす。

(一括納付報奨金)

第8条 前条の規定により受益者が当該納期の後の納期に係る納付額に相当する金額の負担金を納付した場合においては、別表第2により算出された額(100円未満の端数がある場合においては、その端数は切り捨てる。)の報奨金を交付する。ただし、当該受益者の未納に係る徴収金がある場合においては、これを交付しない。

(負担金の徴収猶予)

第9条 条例第7条の規定による負担金徴収猶予を受けようとする者は、下水道事業受益者負担金徴収猶予申請書(様式第4号)を管理者に提出しなければならない。

2 管理者は前項の申請があったときは、その適否を決定し、下水道事業受益者負担金徴収猶予決定(不承認)通知書(様式第5号)により申請者に通知するものとする。

3 負担金徴収猶予の基準は、別表第3の定めるところによる。

4 負担金の徴収猶予をした場合の納期は、管理者が別に定めるものとする。

(負担金の徴収猶予の取消し)

第10条 管理者は、前条の規定により負担金の徴収猶予を受けた者がその後の状況によって、徴収猶予が必要でないと認めたときは、これを取り消すことができる。

2 管理者は、前項の規定により猶予を取り消したときは、その旨当該受益者に下水道事業受益者負担金徴収猶予取消通知書(様式第6号)により通知するものとする。

3 負担金の徴収猶予の取消しをした場合の負担金の納期は、管理者が別に定めるものとする。

(負担金の減免)

第11条 条例第8条の規定による負担金の減免を受けようとする者は、下水道事業受益者負担金減免申請書(様式第7号)を管理者に提出しなければならない。

2 管理者は、前項の申請があったときは、その適否を決定し、下水道事業受益者負担金減免決定(不承認)通知書(様式第8号)により申請者に通知するものとする。

3 負担金の減免の基準は、別表第4の定めるところによる。

(負担金の減免取消し)

第12条 管理者は、前条の規定により負担金の減免を受けた受益者で、その減免の理由が消滅したときは、その消滅の理由が発生した日以後の納期に係る負担金の減免を取り消すことができる。

2 管理者は、前項の規定により減免を取り消したときは、その旨を当該受益者に下水道事業受益者負担金減免取消通知書(様式第9号)により通知するものとする。

3 負担金の減免の取消しをした場合の負担金の納期は、管理者が別に定めるものとする。

(受益者の変更)

第13条 受益者は、住所、事業所等を変更したとき、又は条例第9条に規定する受益者の変更があったときは、速やかに下水道事業受益者変更申告書(様式第10号)を管理者に提出しなければならない。

2 管理者は、前項の申告があったときは、その変更に係る負担金額につき下水道事業受益者負担金更正通知書(様式第11号)により通知するものとする。

(督促状)

第14条 管理者は、負担金を納期限までに納付しない場合における督促をする場合は、下水道事業受益者負担金督促状(様式第12号)によるものとする。

2 管理者は、前項の督促状を発した場合においては、督促状1通について、100円の督促手数料を徴収することができる。

(過誤納金の取扱い)

第15条 管理者は、受益者の過誤納に係る徴収金(以下「過誤納金」という。)があるときは、速やかに還付しなければならない。ただし、当該受益者の未納に係る徴収金があるときは、過誤納金をその未納に係る徴収金に充当することができる。

2 管理者は、前項の規定により過誤納金を還付し、又は充当するときは、当該受益者に対し、下水道事業受益者負担金過誤納金還付(充当)通知書(様式第13号)により通知するものとする。

3 受益者は、前項の規定により受益者負担金過誤納金還付通知書を受けたときは、直ちに受益者負担金過誤納金還付請求書(様式第14号)を管理者に提出しなければならない。

(その他)

第16条 この規程の施行に関し必要な事項は、管理者が別に定める。

この規程は、令和2年4月1日から施行する。

(令和3年3月30日下水道告示第17号)

この規程は、令和3年4月1日から施行する。

(令和4年3月29日下水道告示第1号)

1 この規程は、令和4年4月1日から施行する。

2 この規程の施行の際現に作成されている用紙は、この企業管理規程の規定にかかわらず、当分の間、使用することができる。

別表第1(第6条関係)

区分

標準期別納期

除する数

1年を4期

第1期 5月1日から同月31日まで

第2期 8月1日から同月31日まで

第3期 11月1日から同月30日まで

第4期 翌年2月1日から同月末日まで

20

別表第2(第8条関係)

一括納付する期間

一括納付金額に乗ずる率

5年

100分の12.0

4年

100分の7.8

3年

100分の4.6

2年

100分の2.2

1年

100分の0.6

別表第3(第9条関係)

受益者負担金徴収猶予基準

徴収猶予項目

基準

猶予期間

1 受益者が災害、盗難、事故等にあって猶予がやむ得ないとき

自然災害、火災、盗難、交通事故等

3年以内

2 その他

管理者が特に必要と認めたときは、その都度管理者が決定する。

3年以内

別表第4(第11条関係)

受益者負担金減免基準

該当条項

減免の対象となる施設

内容

減免率

条例第8条第1号

1 国又は地方公共団体が公用に供している施設

1 公共学校施設(学校教育法(昭和22年法律第26号)第1条に基づく学校)

小学校、中学校等

75%

2 社会福祉施設(社会福祉法(昭和26年法律第45号)第2条に基づく社会福祉事業施設)

第1種 社会福祉事業

第2種 社会福祉事業

75%

3 一般庁舎

役所、派出所、消防署等

50%

4 消防施設

消防団が使用する消防用器具備品等の格納庫

100%

5 有料の公務員宿舎

50%

6 公営住宅

50%

7 その他の施設

図書館、公民館、文化会館、体育館等

50%

条例第8条第2号

2 国又は地方公共団体が企業の用に供している施設

1 企業用財産施設

25%

条例第8条第3号

3 公の生活扶助を受けている者が所有する施設

1 生活保護法(昭和25年法律第144号)により生活扶助を受けている者が所有する施設

100%

条例第8条第4号

4 国又は地方公共団体が指定した文化財である土地に存する施設又は文化財である建築物

1 文化財保護法(昭和25年法律第214号)により指定された文化財である土地に存する施設又は文化財である建築物及び文化財保存のための施設

公の施設

100%

公以外の施設

50%

条例第8条第5号

5 状況により特に負担金を減免する必要があると認められる施設

1 社会福祉法第2条に規定する事業で、同法第22条に規定する社会福祉法人が経営する施設(管理者又は職員が住居に使用する施設は除く。)

75%

2 墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年法律第48号)第2条に規定する施設

公の施設

100%

公以外の施設

50%

3 宗教法人法(昭和26年法律第126号)第2条に規定する神社、寺院、教会等の宗教法人が同条に規定する目的のために使用する施設

50%

4 鉄道事業法(昭和61年法律第92号)に基づく施設(南濃処理区のみ)

25%

5 自治会等が所有又は管理している施設

100%

6 その他実情に応じて減免することが必要と認められる施設等

その都度管理者が決定する

画像

画像

画像画像画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像画像

画像

画像

海津市下水道事業受益者負担金に関する条例施行規程

令和2年4月1日 下水道事業告示第4号

(令和4年4月1日施行)