不育症とは何ですか

妊娠はするけれども、流産や死産を繰り返し、結果的に赤ちゃんをもてない場合「不育症」と呼びます。
不育症については認知度が低く、また専門としている病院や産婦人科医も少なく、どこで診てもらったら良いのか、どんな検査をすれば良いのか、どんな治療があるのかについては明確な情報が少ないのが実情です。

平成20年度から厚生労働省の研究班が「不育症」の研究に取り組んでおり、妊娠した女性の4割が流産の経験があり、不育症の方が16人に1人の割合でいることや、専門外来で検査・治療した不育症の方の8割以上の方が無事出産できていることなどが、実態調査でわかりました。
また、不育症女性の4割は強い心のストレスを抱えていたことも判明し、研究班は、夫婦だけで悩まずに専門医を受診するよう呼びかけています。

不育症の方は、しばしば周囲の方の何気ない言葉に傷ついたり、自分を責めたり、苦しむことが多くあります。また、情報が少ないために、一人で悩んでいる方も多くいらっしゃいます。

岐阜県では、不妊に悩む夫婦等を対象に相談事業を実施しています。専門の相談員が対応しますので、どんなことでもお気軽に相談ください。

詳しくは、岐阜県不妊・不育症相談センター（岐阜県ホームページ）外部リンクをご参照ください。

岐阜県では、不育症の検査および治療に対する助成を行っています。

詳しくは、岐阜県不育症検査等費用助成事業（岐阜県ホームページ）外部リンクをご参照ください。

岐阜県西濃保健所　女性健康支援センターのご案内外部リンク
厚生労働省研究班外部リンク（厚生労働省研究班のページ）