海津市公共施設等総合管理計画

　本市では、公共施設等の中長期的な基本方針を定めた「海津市公共施設等総合管理計画（以下、「総合管理計画」という。）」を平成27年度に策定しました。
　令和2年度には、個別施設ごとの方針を示した「海津市建物系公共施設個別施設計画」の策定に併せ、総合管理計画の改訂を行い、公共施設の最適化に取り組んできました。
　令和3年1月に、総務省から「令和3年度までの公共施設等総合管理計画の見直しにあたっての留意事項について」が発出され」、総合管理計画に記載すべき必須事項等が示され、本市の計画に追加すべき事項があったため、このほど一部改訂しました。
　主な改訂箇所は、以下のとおりです。

1. 計画期間の変更
   　令和4年度を開始年度とし、令和33年度までの30年間の計画としました。
2. 有形固定資産減価償却率の推移の追加
   　公会計の財務諸表を用いて、公共施設等の取得からの経過割合を示した「有形固定資産減価償却率」の推移を追加しました。
3. 過去に行った対策の追加
   　平成18年度から令和2年度にかけて実施した、耐震補強工事等の対策の一例を追加しました。
4. 維持管理・更新等に係る中長期的な経費の見込みの追加
   　公共施設等の今後30年間の維持管理・更新等に係る経費について、耐用年数に合わせて単純更新した場合と、長寿命化対策を実施した場合の経費を比較し、効果額を追加しました。
5. 数値目標の変更
   　今後30年間の数値目標（削減目標）を、長寿命化対策を実施したことから再算定し、49％削減から46％削減」に変更しました。