地域で暮らす高齢のみなさんを、介護、福祉、健康、医療などさまざまな面から総合的に支えるために設けられました。みなさんがいつまでも自分らしく住みなれた地域で生活していけるよう、地域包括支援センターを積極的にご利用ください!
健康な人でも、心身の機能を積極的に使わないと、徐々に衰え、筋力や心肺機能の低下、睡眠障害や認知症などの症状が進行していきます。介護が必要な状態にならないために、地域包括支援センターでは、みなさんの介護予防をお手伝いします。
一人で買い物にでかけたい、また料理を作れるようになりたい…など、みなさんが生活の中で実現したいことを目標に、できる限り在宅で自立した日常生活を継続できるように支援します。
お金の管理や契約に関することが不安になったら、社会福祉協議会が行う日常生活自立支援事業や成年後見制度の利用が考えられます。地域包括支援センターでは、高齢者のみなさんの権利を守るために適切な情報提供や関係機関を紹介していきます。
そのほか、悪質な詐欺商法や消費者金融などの消費者被害の防止などの相談に応じます。
「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」(高齢者虐待防止法)に基づき、地域包括支援センターでは虐待の早期発見・把握に努め対応します。
これまで悩みや相談ごとがあったときに、「ここは担当ではない」「ここではわからない」などと言われ、相談することをあきらめてしまったことはありませんか?
地域包括支援センターでは、介護に関する相談や悩み以外にも、健康や福祉、医療や生活に関することなど、どのような相談にも応じます。
地域の介護支援専門員(ケアマネジャー)が円滑に仕事ができるよう支援を行うほか、高齢者のみなさんがより暮らしやすい地域にするため、行政や地区組織、医療機関などさまざまな関係機関とのネットワークづくりに力をいれています。