海津市と友好都市である山形県酒田市との小学生交流は、毎年交互に小学生がお互いのまちを訪問して友好を深めており、今年で26回目となります。
今年は8月9日(木曜日)から12日(日曜日)までの4日間、酒田市の小学生が海津市を訪れ、初日と3日目は海津市の小学生の家庭にホームステイし、2日目は全員で宿泊研修を行いました。
羽島駅に到着後、酒田市訪問団は、木曽三川タワーに昇り、眼下に広がる木曽三川の雄大な流れと輪中地帯独特の水郷景観を堪能しました。その後、高須輪中排水機場を見学し、高須輪中の中を流れる大江川に集められた雨水をポンプによって揖斐川に排水する施設の仕組みを学びました。その後、海津市文化センターで歓迎の集いがあり、ここで海津市の小学生と対面しました。
木曽三川公園
酒田市訪問団をお出迎え
歓迎の集い・夕食会
午前中から岐阜かかみがはら航空宇宙博物館で航空機と宇宙について学んだ後、世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふで世界最大級の淡水魚水族館を楽しむとともに、岐阜県の自然環境、河川環境についても学ぶことができました。また、河川環境楽園にて、ペアの子でお揃いのお土産を購入するなど仲を深めました。その後、関ケ原歴史民俗資料館や陣跡などを見学し、関ケ原合戦の中心地を巡りました。そして、かみいしづ緑の村公園の宿泊施設にて、全員で宿泊研修をしました。楽しみにしていたバーベキューでは、班ごとに協力しあって分担を決め手際よく準備することができました。食事の後は星空観察会をし、みんなで宿泊研修を満喫しました。
岐阜かかみがはら
航空宇宙博物館
アクア・トトぎふ
関ケ原合戦陣跡
朝6時30分に起床し、施設の掃除と朝食後、退所式を行い、関ケ原鍾乳洞へ行きました。鍾乳洞の中はとても涼しく何周もしている子もいました。その後、千代保稲荷神社へ向かい、班ごとに参拝をしたり、参道を散策し買い物をするなど楽しみました。市内で昼食を取り、午後からは各ホームステイ先で過ごすことになりました。それぞれの家庭で観光に行ったり、食事をしに行ったりと訪問最後の夜を楽しむことができました。
退所式
関ケ原鍾乳洞
千代保稲荷神社
最終日は、海津市歴史民俗資料館に行き、「貝塚と古墳」「輪中と低地の農業」「高須藩」について学びました。また、銅鏡作りの体験もしました。その後、資料館にてお別れの集いを行い、両市の子全員で「ビリーブ」を合唱しました。酒田市の子たちがバスに乗り込むまでの間、握手をしたり、写真を撮ったりして最後まで別れを惜しんでいました。
海津市歴史民俗資料館
銅鏡作り
お別れの集い
4日間の交流事業で、子どもたちはいろいろな場所を見学したり、いろいろな体験をしました。酒田市の子どもたちと手を取り合って行った体験の数々は、子どもたちにとってかけがえのない思い出となりました。特にホームステイ先での家族の皆さんとのふれあいは一番の宝物となりました。
市民生活部 文化・スポーツ課
電話番号: 0584-53-1536 ファクス番号: 0584-53-1569