ブックスタート

赤ちゃんの体の成長にミルクが必要なように、赤ちゃんの言葉と心を育むためには、抱っこの温かさの中で優しく語りかけてもらう時間が大切だといわれています。そのひとときを通じて、赤ちゃんは自分が愛されていることを知り、人を信頼し、人と言葉を介して心を通わせるための基礎を育むからです。
またその時間は、保護者にとっても楽しく心安らぐ時間になります。
ブックスタートは、そのかけがえのないひとときを「絵本」を介して持つことを応援し、赤ちゃんと保護者の幸せを願う運動です。

地域の保健センターの乳児健診に参加したひとりひとりの赤ちゃんと保護者を対象に、赤ちゃんにお奨めの絵本などが入ったブックスタートパックを説明のメッセージを添えながら手渡します。

• すべての赤ちゃんと保護者が対象
  赤ちゃんが絵本に関心を持ち始める時期に、すべての赤ちゃんの周りに絵本の楽しいひとときを届けます。
  絵本に関心のある人や希望者だけでなく、地域に生まれたすべての赤ちゃんと保護者が対象です。
• ひとりひとりの保護者に直接メッセージを伝える
  ブックスタートは、ただ絵本をプレゼントするだけの運動ではありません。
  ブックスタートに込められたメッセージをひとりひとりの保護者に丁寧に伝えながら手渡します。
• 子育てを支援する
  ブックスタートは、保護者にとって子育ての新たな課題となるのではなく、赤ちゃんの周りの人が楽しく子育てに参加するきっかけとなります。
  また、赤ちゃんの成長を暖かく見守るコミュニティーの子育て支援運動でもあります。

海津市海津総合福祉会館ひまわり（海津町）で行われる乳児健診に参加される赤ちゃんとその保護者が対象者です。
参加された方には、お奨めの絵本が2冊とイラストアドバイス集や絵本、リストが入ったブックスタート・パックをお渡ししています。
乳児健診以外の場所ではお渡しできませんので、ご注意ください。