平田地区において、防災・災害救援・地域安全活動を展開されているSSC平田の事務局長の赤尾俊春さんにお聞きしました。
平成10年頃、日本経済が下降線をたどって、社会情勢が不安定になり、凶悪犯罪や風水害、地震が毎日のように新聞、テレビで報道されていました。この頃、平田町消防団長をしていた私は、地域の安全、安心のためにできることはないかと考え、このとき消防団組織の活用をアドバイスしてくれた人がいました。また、消防団組織の有効活用だけにとどまらず、消防団員OBや地域の有志の皆さんのご協力をいただき、まちの防犯カメラの役目となる、見守り活動の組織づくりができないか、皆さんの協力を得るための組織は何かを考えました。その結果、NPOとして法人格を取得し、会員の理解と協力と地域の人々の信頼を得るため、消防車輪の点検も兼ね、夜間パトロールを実施することにしました。活動の同期は単純です。自動車の赤色回転灯を見るとドキッとする、この効果を利用して、まちの安全・安心に役立てようというものです。
1つ目が夜間パトロールです。これは、年間80~100回ほどになりますが、週2回、4~7人程で消防車両を利用して町内の見回りを実施しています。2つ目が社会福祉協議会との協議で耐震補強金物の取り付け活動をしています。3つ目が地域の安全・安心につながる活動をしています。具体的には、消防署と協働で救命講習会を開催するなどです。
昼間の参加者が少ないなど活動の内容が限定されることがあることです。
あまり考えたことも、調べたこともありませんが、少しはまちの安全に役立っていると思っています。できることからコツコツを取り組むことが一番大切だと思っています。
会員の方にご協力いただくことが何よりの喜びです。
市民環境部 市民活動推進課
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