上下水道課では、皆さんに安全で美味しく飲める水道水をお届けできるよう、水道管の整備や水質の管理を日々行っています。一般的に、水道管は鉄、鋳鉄管を使用している場合、水道水に含まれる塩素によって内部が酸化して錆が発生します。また、海津市の水道水の水源は、地下水(一部表流水)であることから鉄・マンガン物質が多く含まれています。そのため、水道管内部に長い年月をかけて錆(鉄分)・マンガン等が付着し、水道水の使用状況の変化(長時間の滞留や急激な水圧・水量の変化)により、水道管内部に付着している錆(鉄分)・マンガン等が剥離することで濁り水が発生します。
水道工事などにより、水道管内の圧力が急激に変化すると、水に溶け込んでいた空気が気泡となって白く濁って見えたり、給湯器の中で水が急激に加熱されたりすると、水に溶け込んでいた空気が気泡となって現れ、お湯が白く濁って見えることがあります。
水道水の使用を控えていただき、上下水道課にご連絡ください。場合によっては【放水】(各家庭で水を出しっ放しにすること)を依頼することがありますが、その際は必ずお庭など屋外の散水栓で放水してください。屋内で放水して給湯器等に濁水が入り込むと、機器の故障の原因となる場合があります。
水道管の内部に既に錆(鉄分)・マンガン等が付着しているため、完全に解消するまで至っていません。そのため、毎月定期的に職員による排泥作業を行っております。また、古い水道管の入替工事を計画的に実施しています。
鉄は人体への吸収率が低く大部分が排出されます。また、マンガンについても毒性は低く、人体への影響も低いため、少量の赤水を飲んでしまったとしても、直ちに有害ということはありません。誤って多量の赤水を飲用した場合は、医師にご相談ください。
都市建設部 上下水道課
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