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ごみ組成調査の結果について

2023年4月20日

ID:1950

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 海津市では、家庭から排出される「燃やせるごみ」「燃やせないごみ」の組成を分析し、分別されていない資源物や不適正物等の割合を求め、資源物の潜在量や不適正物の排出量を推計する調査を実施しています。調査結果は、ごみ減量、再使用、再生利用および適正処理に関する施策を推進する上での基礎資料として活用しています。

調査について

調査方法

 令和5年1月26日から2月7日に、市内の集積所から燃やせるごみを無作為に抽出し、それぞれの合計重量が概ね200kgになるように回収しました。

調査結果

燃やせるごみ

燃やせるごみの組成のグラフ

※端数処理(小数第2位を四捨五入)により、割合の合計が100%にはなりません。

  • 燃やせるごみの組成(図1)においては、生ごみ43.8%、その他可燃ごみ32.4%、紙類14.4%の順に重量比が高く、また、空き缶・空きびんなどの不適正物が0.2%排出されていました。
  • 紙類においては、段ボール、新聞・雑誌、雑がみ、飲料用紙パックが5.4%、プラスチック類においては、プラスチック製容器包装、トレイ、ペットボトルが5.2%、その他可燃物においては、布類が1.1%、不適正物においては、空き缶・空きビンなどが0.2%など含まれており、再資源として利用できる資源ごみが全体の11.6%排出されていました。
  • 生ごみの中には、過剰除去された調理くずが35.7%、食べ残しが1.2%、手つかず食品が6.4%含まれており、食品ロスが全体の43.3%排出されていました。

※端数処理(小数第2位を四捨五入)により、割合の合計が等しくならない場合があります。

ごみ減量のポイント

 ごみの収集運搬および処理に係る費用は、令和3年度において、燃やせるごみ1袋あたり(1袋の重さを7kgと想定)で約803円、燃やせないごみ1袋あたり(1袋の重さを10kgと想定)で約1,716円となっています。
 ごみの減量は市民の皆さん一人ひとりの協力が必要です。今回の調査の結果をもとに、特に重点を置くべきポイントをまとめましたので、ごみの減量化、リサイクルの推進にご協力ください。

ポイント1 生ごみはできるだけ水分を切って排出しましょう

 今回の調査結果により、燃やせるごみには生ごみが全体の43.8%と最も多くの割合を占めています。一般的に生ごみに含まれる水分は80%と言われていることから、三角コーナーや水切りネットなどを利用し、水分をできるだけ減らして排出することで、かなりの減量効果が期待できます。
  以下のページで、生ごみの減量、資源化に関する各種事業をご紹介しております。

ポイント2 食品ロスを削減しましょう

 今回の調査結果により、生ごみの中には未使用・未開封品などの手つかず食品、食べ残しなどの食品ロスが全体の7.6%ありました。国内の食品ロスは、農林水産省および環境省の令和2年度推計によると、年間522万トンと推計されており、これは国民一人当たりに換算すると「お茶碗約1杯分のごはん」が毎日捨てられていることになります。
 食品ロスを減らすための大原則は「美味しく食べ切る」ことで、減らす方法はほとんどが今日から気軽に始められるものですので、一人ひとりが今できることから始めましょう。

ポイント3 資源化が可能なごみは、分別して資源として排出しましょう

 今回の調査結果により、燃やせるごみの中には再生できる資源ごみが11.6%含まれており、特に減量効果が期待できるのは、紙類とプラスチック製容器包装です。段ボール、新聞・雑誌、雑がみ、飲料用紙パックはエコドーム、エコセンターおよび地域の資源回収に排出してください。また、多少の汚れのあるプラスチック製容器包装は簡単に洗ってから「プラスチック製容器包装」の日に排出してください。
 資源ごみはきちんと分別すればリサイクルされますが、ごみとして排出されると処理に費用を要しますので、リサイクルの推進にご協力をお願いします。
 分別方法等については、以下のページをご参考ください。

過去の調査結果

令和元年度

燃やせるごみ

燃やせるごみの組成のグラフ
  • 燃やせるごみの組成(図1)においては、生ごみ39.1%、その他可燃ごみ27.6%、紙類15.8%の順に重量比が高く、また、空き缶・空きびんなどの不適正物が10.8%排出されていました。
  • 紙類においては、段ボール、新聞・雑誌、雑がみ、飲料用紙パックが9.7%、プラスチック類においては、プラスチック製容器包装、トレイ、ペットボトルが3.4%、その他可燃物においては、布類が4.3%、不適正物においては、空き缶・空きビンが9.7%など含まれており、再資源として利用できる資源ごみが全体の27.1%排出されていました。
  • 生ごみの中には、過剰除去された調理くずが4.8%、食べ残しが3.8%、未使用・未開封のものが5.7%含まれており、食品ロスが全体の14.3%排出されていました。

燃やせないごみ

燃やせないごみの組成のグラフ
  • 燃やせないごみの組成(図2)においては、金属類42.2%、小型家電類34.8%、ガラス類15.9%の順に重量比が高く、また、茶碗・コップなどの陶磁器のがれき類が1.7%、乾電池・ライターなどの不適正物が0.5%排出されていました。
  • 再資源として利用できるごみの中で、金属類においては、スチール缶、アルミ缶、小型金物が10.5%、ガラス類においては、茶色ビン・無色ビン・その他の色ビンが6.9%、小型家電類においては高品位・低品位・コード類が20.9%含まれており、資源ごみが全体の38.3%排出されていました。

お問い合わせ

市民生活部 生活・環境課 

電話番号: 0584-53-3195 ファクス番号: 0584-53-1598

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