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三ノ手工区・大榑川洗堰

2020年2月2日

ID:808

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大榑川洗堰発掘作業の写真

当時の墨俣輪中から本阿弥輪中という、宝暦治水工事のうち最も広範囲にまたがる三ノ手工区には、難工事といわれた大榑川洗堰の築造が含まれていました。
長良川と揖斐川を結ぶ大榑川は、長良川の出水により勢いを増して流れ、周辺地域に被害をもたらしていました。宝暦治水工事以前にも、水勢を弱め流れ込む水の量を抑えようと長良川口に喰い違い堰などが設置されましたが、効果は上がりませんでした。
そのため、当初の計画には無かった大榑川洗堰工事ですが、水に悩む地元村々からの強い要望をうけ実施されることになりました。
しかし実際には、激しく流れる川の中での作業となり、工事はなかなかはかどりませんでした。この時水行奉行高木家の使用人であった舛屋伊兵衛は、洗堰の竣工を願って濁流に身を投げたと伝えられています。
この「薩摩堰」は、惜しくも完成後2ヵ月足らずで破損してしまいましたが、明治の改修で大榑川が締め切られるまで140年余りのあいだ水制の役目を果たし、昭和34年には岐阜県の史跡にも指定されています。

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