令和8年2月に、愛知県の高校で集団感染が確認された他、海外から持ち込まれた麻しんによる感染が日本国内で広がるケースが報告されています。
重症になりやすく、感染力が極めて高い麻しん(はしか)が2020年以降最多となるペースで感染拡大しています。
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。
麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合は、先進国であっても1,000人に1人と言われています。
手洗いやマスクだけでは、麻しんを予防することはできません。
最も有効な予防法は、麻しん含有ワクチンの接種です。
ワクチンを接種することで、95%程度の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができ、2回の接種を受けることでより強い免疫にするとともに、1回の接種では抗体が充分に産生されなかった方の多くにも免疫をつけることができます。
2回接種によって、体に免疫の備えができていると、ウイルスを早期に抑えこむことができ、発症を防いだり(発症予防)、麻しんにかかったとしても症状が軽く、発熱等の症状の強さ、肺炎や脳炎といった重い合併症のリスクを下げること(重症化予防)が知られています。
さらに、周囲の方へ感染を広げてしまうリスクも下げることができます。
そのため、ワクチンを確実に2回接種することが非常に重要です。
ワクチンを接種してから効果が表れるまでには、2週間程度かかります。
お子様が麻しん・風しんワクチンの定期接種の対象である1歳または就学前1年間にある場合、積極的に早期の接種をご検討ください(麻しん・風しん(MR)(定期))。
母子健康手帳等で、麻しんにかかったことがない、2回の接種記録を確認できない人は、今一度、麻しん・風しんワクチンの接種をご検討ください。
| 生年月日 | 今までの 定期接種回数 | 今後の 予防接種 |
|---|---|---|
| 昭和47年(1972年)10月1日以前 | 0回 | 必要 |
| 昭和47年(1972年)10月2日~ 平成2年(1990年)4月1日 | 1回 | 必要 |
| 平成2年(1990年)4月2日以降 | 2回 | 不要 |
・今回、流行の中心である10~40代の人
・保育園や学校の職員、医療機関職員など、小さいお子さんや患者さんと接触する機会の多い人
・海外渡航の予定がある人(海外では大きな流行が複数の国で報告されています。接種が不十分な場合、渡航の2週間前までに接種することをご検討ください。)
・妊娠中の人(妊娠中は麻しん風しんワクチンの接種はできません。 妊娠前の接種をご検討ください。)
・免疫不全のある人は、主治医と相談のうえ、接種をご検討ください。
・乳幼児は、ご家族の接種歴をご確認ください。
| 医療機関名 | 予約方法 |
|---|---|
| 伊藤内科・神経科 | 電話(0584-55-0045) 医院ホームページ「WEB予約はこちら」から予約 |
| 稲田クリニック | 電話(0584-66-2700) |
| 可知医院 | 電話(0584-56-1044) |
| かわい整形外科 | 電話(0584-66-3569) |
| 小坂井レディスクリニック | 電話(0584-53-3388) |
| 榊原医院 | 医院ホームページよりお問い合わせ |
| 寺倉医院 | 電話(0584-67-3023) |
| とみなり整形外科 | 電話(0584-53-4118) |
| 中尾皮フ科クリニック | 電話(0584-56-0300) |
| 野村クリニック | 電話(0584-59-0070) |
| ひばりクリニック | 電話(0584-55-2131) |
| 森木医院 | 電話(0584-56-2311) |
・外出を控えるとともに、受診する場合には、事前に医療機関に連絡のうえ、医療機関の指示に従って受診してください。
・感染拡大防止のため、受診の際には、なるべく公共交通機関の利用を避けてください。
厚生労働省ホームページ 麻しん(はしか)外部リンク
健康福祉部 健康課
電話番号: 0584-53-1317 ファクス番号: 0584-53-1569