平成21年9月15日、大阪市内の駐車場において、古い消火器(20年前の製造)が破裂し、子供が負傷する事故が発生しました。消火器による事故防止のため、容器の腐食や変形等のある消火器は絶対に使用しないでください。
あばた状の腐食
溶接部とその周辺の腐食
本体のへこみ、変形
腐食等(さびの発生)が見られる消火器は、容器破裂の危険が大きいので決して薬剤を放射しないよう、特に注意してください。
設置場所は、できるだけ風通しがよく、目に付きやすい場所とし、風雨にさらされる屋外や湿度の高い場所等を避けてください。
不用になった消火器については、一般ゴミとして処理はできません。放射、解体等の廃棄処理を自ら行うことなく、購入先または点検業者等に速やかに廃棄処理を依頼(相談)してください。(参考:NTTタウンページ「消防用設備欄」)引き取りは有料です。
※老朽化消火器の連絡・相談窓口:一般社団法人 日本消火器工業会
現在、不用となった消火器は、メーカーで材料ごとにリサイクルをし、その容器および消火薬剤のほとんどがリサイクルできるようになり、環境対策に対応した製品(エコマーク付き消火器)として生まれ変わっています。
消防本部 予防課
電話番号: 0584-53-4949 ファクス番号: 0584-53-3636