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海津市南濃町庭田地内における土壌汚染

2023年1月13日

ID:2843

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海津市南濃町庭田地内における土壌汚染について

中日本高速道路株式会社が、東海環状自動車道養老トンネルの掘削工事に伴い発生した土壌を自主的に調査したところ、土壌環境基準を超えるヒ素が検出されたため、本日(12月13日)、同社から西濃県事務所を通じて市へ報告がありましたのでお知らせします。

1.報告内容

(1)所在地

海津市南濃町庭田字北谷地内(養老トンネル内)

(2)調査結果の概要

土壌溶出量調査

項目

調査検体数 基準超過検体数 調査結果 土壌溶出量基準 最大基準超過倍率 
 ヒ素0.051mg/L未満~0.054mg/L 0.01mg/L以下 5.4倍 

※養老トンネル東坑口から240m~246mの区間。

※その他の物質についても調査を実施していますが、基準超過はありません。

2.汚染の原因

自然由来による汚染の可能性が高いと考えられますが、現時点で原因は不明です。なお、周辺地域には、ヒ素を原料に使用する工場・事業場はありません。

3.周辺地域の井戸の有無について

「岐阜県地下水の適正管理および汚染対策に関する要綱」に基づき、養老トンネルの基準超過地点から三重県いなべ市境までの区間(約2km)において、半径250mの範囲内に井戸が無いことを確認しました。

4.事業者に対する指導について

環境基準を超過した土壌の適正な管理等を行うよう指導します。

(参考)

  • 【ヒ素 】
    ヒ素は、金属と非金属の両方の性質を持つ半金属元素であり、合金の添加剤(硬さを高めるため)、半導体の原料、ガラスの消泡剤や脱色剤、花火の着火剤、塗料用の顔料、木材の防腐剤等に使用されています。また、ヒ素は、地殻の表層部には重量比で 0.0005%存在し、水中や土壌中、岩石、大気中に広く存在しています。ヒ素に汚染された井戸水の飲用による慢性の中毒症状としては、皮膚の角質化や色素沈着等が報告されています。
    ※参考:化学物質ファクトシート-2012年版-(環境省)、土壌汚染に関するリスクコミュニケーションガイドライン(環境省水・大気環境局)
  • 【土壌溶出量基準】
    土壌に含まれる有害物質を、地下水等を経由して摂取することによるリスクを想定して設定した基準。

お問い合わせ

市民生活部 生活・環境課 

電話番号: 0584-53-3195 ファクス番号: 0584-53-1598

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